TNR活動

TNRとは

Trap  ノラ猫を捕獲
Neuter 不妊・去勢手術
Return 元の場所に戻す

繁殖率の高い猫の繁殖制限をする取り組みです。
猫は生後5ヶ月後から成熟し、年に2~3回繁殖を繰り返します。
一度に3~6頭子猫が生まれ、またその子たちが繁殖を繰り返します。
1年に1頭のメスから20~30頭近くまで増えると言われています。

取り組みの背景

  • 飼い主のいない猫が増えてほしくない
  • 車にひかれる猫がいなくなるように
  • 猫の殺処分ゼロを目指して。
  • 沢山繁殖すると虐待されたり遺棄されることを防ぐため
  • 糞尿被害を減らすため
  • TNR活動をする方のなかには愛護精神でする方もいれば、猫が嫌いで糞尿を自宅にされるのが嫌でする方もいて動機は様々です。

    地域猫活動の実情

    野良猫たちは元をたどれば飼い猫でした。日本では野生の猫というのはほとんどいません。人間に捨てられたり、放し飼いにされたりして増えた猫たちです。人間が作り出したと言えるでしょう。

    苦情を寄せる方の多くは行政機関で引き取って欲しいという要望です。しかし行政機関での引き取りはできず、TNR活動、地域猫活動を促進することすることにより「殺処分ゼロ」を目指している現状です。

    日本でTNR活動が始まって30年以上が経ちますが、なかなか定着しないのが実情です。

    野良猫がそこに存在する限り、人間の都合で殺処分してしまうなんてことはできません。
    邪魔だからと言って危害を加えれば「動物愛護管理」違反となります。

    立場の弱い動物が人間によって生かされる「優しい世の中」となります様活動へのご理解をお願い致します。