コンセプト
旭市にはノラ猫が各所で大量繁殖をして邪魔者扱いされています。
車に惹かれてしまう猫も多く、遺棄も至る所で行われています。
車に乗っているとやせ細った猫が道路をヨタヨタ瀕死の状態で歩いている猫も見かけます。
他にも見るに堪えがたい光景が広がる旭市。
中にはシラミや疥癬といった人獣共通感染症にかかった猫も少なくありません。
そんな現状から弱いものにやさしい街、動物との共生を目指し、「猫にやさしい街づくりプロジェクト」を立ち上げました。
猫は古くから「招き猫」等ともいわれるように不思議な力を兼ね備えた存在です。
旭市では移住支援も行われている事から、「猫にやさしい街づくりプロジェクト」が多くの移住者を招き入れるきっかけになればという思いも込められています。
また、猫に大切にすることによって優しさを育み、市民の皆様が人や動物、子供や立場の弱い人などに優しさをもって接することができる未来を目指しています。
はじめの仕事
まずは大繁殖してしまっている猫を適性頭数にするべく、ノラ猫の不妊手術を徹底的に推し進めたいと思います。
猫がいるそれぞれの地域の方々が主体となりボランティアさんのサポートを受けてTNRをして、継続して地域で見守り管理していきます。
→TNRとは
TNRは短期間で集中的に行う事により成果が得られますので、3年を目処に取りこぼしなくTNRをして地域猫にしていきます。
→ 旭市「ご存知ですか? 地域猫活動」
課題はお金と人手!
お金の問題改善策!
TNRにはたくさんのお金がかかります。
そこで全国的にもノラ猫の繁殖制限をする為に活用されている、どうぶつ基金のさくら猫無料チケットを活用します。
→どうぶつ基金
すでに個人枠で登録をしてご自宅周辺の猫のTNRをされている方もいらっしゃるかと思います。
行政枠もあり、こちらは手術費用だけでなくワクチン代とノミダニ駆除代も無料になります。
頭数無制限ですので、このプロジェクトを推進させるためには必要不可欠と考えています。
人員の問題解決策
猫の捕獲作業は途方もなく手間がかかる作業です。
有志のボランティア活動ではすさまじい猫の繁殖率には追い付きません。
そこで猫が繁殖している地域の方々に餌付けのご協力を頂いて人員不足を補っていきます。
すでに餌やりのご協力を頂いている方もお貸しする捕獲機の中で毎日決まった時間に餌をあげてもらいます。
あとは手術予約日に仕掛けをして捕獲するだけ。
手術場所への送迎や捕獲のお手伝いをボランティアさんにして頂き、分業することで手間のかかる作業を効率よく進めていきます。
感染症対策
外で暮らすノラ猫たちも家で飼われている猫と同じくかけがえのない尊い命です。
人獣共通感染症の猫に対して、地域猫として管理されていれば薬をあげることができます。
しっかり健康管理もされていれば、免疫力も落とさず感染症対策にもなります。
人間の生活にも影響を受けるリスクを減らすことができます。